ACTIVATE
その先にあるもの展
【ACTIVATE その先にあるもの展】
工芸+アートという、昨年、松屋銀座店で開催した展覧会の流れを踏襲し、佐賀という場所に集っている現代アーティストと工芸家が同じ空間を共有しつつ、現在から未来へつながるものを探るグループ展。 参加アーティストは、塚本猪一郎、柳健司、土屋貴哉、井川健、特別招待参加として、HUANG Yulong(中国)、HONG GeunYoung(韓国)。さらに、Kyushu Art City Project2023として若手アーティストの展示(木下友梨香、山中智郎、坂田桃歌、松村優里香、麻生二葉)、さらにPicfaとゆうきのつばさによる展示、ONE有明ポスター展も同時開催される。
参加アーティスト:
【ACTIVATE その先にあるもの展】
柳健司、井川健、塚本猪一郎、土屋貴哉
Huang Yulong 、HongGeunYoung
【Kyushu Art City Project2023】
木下友梨香、山中智郎、坂田桃歌、松村優里香、麻生二葉
【障がい者アート展】
ゆうきのつばさ、PICFA
会場:OVERGROUND
〒812-0017 福岡県福岡市博多区美野島1丁目17−5 寿ビル 2F
https://overground.asia/
企画協力:金度延/DOEN ART
アーティストプロフィール:
【ACTIVATE その先にあるもの展】
■柳健司 Kenji YANAGI
1961年 福岡県⽣まれ。1988年東京芸術⼤学⼤学院美術研究科修了、1995年チェルシー美術⼤学⼤学院彫刻科を修了後、⽂化庁芸術家在外研究員として1 年間ロンドンに滞在。80年代半ばから、身体と空間の関係性に対峙する作品を発表。肉体と精神の解放や記憶の表象化を試みる作品は、観者の個人的な情想にふれる。
主なプロジェクトスペース開設及び運営:2004〜16年 KCA house(埼⽟)、2021年〜 kenakian(佐賀)
■塚本猪一郎 Iichiro TSUKAMOTO
1956年 佐賀県生まれ
1982年 佐賀大学特設美術科卒業
1985年 コンプルテンセ大学版画科入学(スペイン・マドリッド)
1980より日本各地で個展開催
■土屋貴哉 Takayoshi TSUCHIYA
2001年東京藝術大学大学院修士課程修了。国際展「FILE SP 2014」(サンパウロ)日本代表作家として文化庁選出派遣。「旅と恋愛」九州芸文館、福岡県立美術館他(2020-21)、「Regards Croisés」Regent Center Crans-Montana(クランモンタナ/2014)、「1974年に生まれて」群馬県立近代美術館(2014)、「2:46 and Thereafter」Edison Place Gallery(ワシントンDC/2012)等国内外で発表多数。
■井川健 Takeshi IGAWA
1980年 兵庫県生まれ
1999年 京都市立芸術大学美術学部工芸科入学(漆工芸を学ぶ)
2009年 京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程 博士(美術) 取得
現在 佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授(佐賀県佐賀市在住)
■Hong Geunyoung
1984年 韓国生まれ
2008年 誠信女子大学校彫刻科卒業
2012年 誠信女子大学校大学院修士課程修了(パブリックアート専攻
■Huang Yulong
1983年中国安徽省生まれ
2008年 景徳鎮陶瓷大学彫刻科卒業
【Kyushu Art City Project2023】
■木下友梨香 Yurika KINOSHITA
佐賀県出身、東京都拠点に活動する。
花農家で育った生い立ちを元に、花や植物を抽象表現した作品を制作している。
パネルを床に置き、ペンキを使って素手で制作するスタイルで、植物の自由な動きを表現している。
■山中智郎 Tomoro YAMANAKA
1997 年生まれ宮崎出身。
大分芸術短期大学専攻科ビジュアルデザインコース卒業、卒業後アーティスト活動を開始する。
スタイルを使い分けつつ、一貫して精神の美しさや生の肯定をテーマに制作している。
国内では、「麗髪(うるかみ)」シリーズを主に展示している。
しなやかで品のある少女像を、伝統工芸の技法を引用しながら、日本人的なミニマリズムで追及している。
■坂田桃歌 Momoko SAKATA
2001 年大分県中津市出身。武蔵野美術大学卒業。
近作では木や車、太陽等、みんなが持っている共通の形を上下法や重力の分散を使い分けることで、過去の出来事をある物語のような風景として残すことを心がけている。
■松村優里香 Yurika MATSUMUMA
1996 年長崎県生まれ。
2020 年から個展やグループ展などで絵画作品を発表。
一つのキャンバスに映像の元となる連続写真を描き、再び映像にする試みを『Footage Paintings』と名付け、制作している。
■麻生二葉 Futaba ASO
1998 年大分県生まれ。
作品に漆を用いて制作している。
漆の層の重なる質感に興味があるため透け漆を塗ることが多い。
近年の作品の素材は拾った枝が中心で、自然が人の手を開始て変わっていく姿を実験的に研究している。
【障がい者アート展】
■ゆうきのつばさ
ゆうきのつばさプロジェクトでは、障がいの有無などに関わらず、すべての人がその人らしく活き活きと、命を輝かせて生きる「インクルージョン社会」を目指し、ファッションショーやステージパフォーマンス、アート展 などを開催。さまざまな交流を通じて相互理解を深め、ありのままを認め合う大切さを発信しています。
■PICFA
PICFA は、三百五十年続く、医療法人 清明会 きやま鹿毛病院内に2017年7月に障がい福祉サービス事業所としてオープン。「PICFA(ピクファ)」は、Picture(絵画)+Welfare(福祉)からとった造語です。PICFAの活動は、アート作品の創作活動を「仕事」として位置付け、絵画制作・販売、デザイン・イラストの提供、壁画、数多くのライブペイント等を行い、官公庁はもとより、多くの企業とタイアップをして商品デザインの制作やグッズの制作販売を行っています。