COMIC WORLD

AOISIMON

2026.4.22 Wed - 5.10 Sun

14:00 -20:00 OPEN Entrance: FREE

OVERGROUNDでは、アオイシモンの個展「COMIC WORLD」を、
2026年4月22日(水)より福岡・博多のOVERGROUNDにて開催いたします。

本展は、「漫画の世界そのものを空間として体験する」ことをテーマにした展示です。エイリアンちゃんというキャラクターを起点に、展示空間全体をひとつの“漫画”として構成。

壁面や作品はそれぞれが「コマ」のように配置され、鑑賞者は会場を歩きながら、物語の中に入り込むような体験ができます。

 

COMIC WORLD

アオイシモン 個展

●開催概要

会期|2026.4.22 (水) – 5.10 (日)

時間|14:00 – 20:00

会場|OVERGROUND(福岡市博多区美野島1-17-5 寿ビル2F)

休廊日|月曜・火曜 (5.4と5.5は開館)

入場料|無料

 

本展では、平面作品に加え、パターン作品や吹き出しのモチーフ、そしてアオイシモンとして初となる立体作品も発表されます。

反復する柄の中に紛れ込むキャラクターや、言葉を持たない吹き出しなど、漫画の要素を使いながら、見る人それぞれの感じ方や想像を引き出す構成となっています。

また、廃材から制作された立体作品では、「かわいさ」と「違和感」が同時に存在する独自のキャラクターが登場し、これまでの作品世界をさらに広げています。

 

アオイシモンは、14歳より制作活動を開始し、「エイリアンちゃん」というキャラクターを軸に作品を展開しています。

藤子・F・不二雄や四谷シモンの影響を受け、サンリオやディズニーなどのキャラクター文化、1990年代のジャパニーズポップ、現代のファッションを取り入れながら、独自の世界観を築いてきました。

鮮やかな色彩で描かれるエイリアンは、性別や見た目にとらわれない存在として、多様な価値観や個性をそのまま受け入れることの大切さを表現しています。

今回の開催にあわせ、活動名を「SIMON」から「アオイシモン」へと変更。
作品と作家自身の関係性を見つめ直し、より個人の存在や背景を引き受けた表現へと移行しています。

また本展を起点に、作品の中により人の気配やリズム、身体性を感じさせる表現へと展開していきます。
この改名は、そうした新たなフェーズへの移行を示すものでもあります。

 

アオイシモンの作品には、性別や見た目にとらわれない存在として描かれる「エイリアンちゃん」が登場します。鮮やかな色彩で描かれるその存在は、現代社会の中で揺らぐ価値観や個人のあり方に、静かに光を当てています。

日本のカルチャーである漫画を軸に制作を続けてきたアオイシモンにとって、「COMIC WORLD」とは単なる表現形式ではなく、ひとつの世界そのものを指しています。

本展では、エイリアンちゃんが存在するその世界が、空間として立ち上がります。
そこに広がるのは、どこか親しみがありながらも現実とは少しずれた感覚。均質に見える社会の中に潜む違和感や、言葉にならない感情の気配が、作品の中にさりげなく差し込まれています。

それらは強く主張されることなく、しかし確かに存在し、鑑賞者の中にある記憶や感覚と静かに重なっていきます。

アオイシモンが描く“漫画の世界”を通して、私たちの内側にある想像や感覚の領域が、静かにひらかれていく感覚を感じていただければ幸いです。

 

アオイシモン | AOISIMON

14歳の頃より活動を開始し、「エイリアンちゃん」というマルチバースの次世代漫画を制作。

ドラえもんを生み出した藤子・F・不二雄や、関節人形を生み出した四谷シモンの作品に影響を受け、幼少期から親しんだサンリオやディズニーのキャラクターの造形を、1990年代のジャパニーズポップや現代のモードとリミックスすることで、未来的で幻想的な世界に転換させている。

鮮やかな色彩によって輝くエイリアンは、性別や身体的特徴に囚われず、社会の中で生きている人々の代弁者として、 それぞれのアイデンティティと自尊心を受容し、私たちが本来持っている無条件に愛を認め合う能力を讃える役割を担っている。

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