Bun in the Oven
HOHOCLEOBEIGE
2026.6.20 Sat - 7.5 Sun
14:00 -20:00 OPEN Entrance: 300yen
OVERGROUNDでは、台北とロンドンを拠点に活動する HOHOCLEOBEIGE の個展「Bun in the Oven」を開催いたします。
hohocleobeige(Cleo Ho / HOHO)は、台北とロンドンを拠点に活動するアーティスト/俳優です。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)在学中、彼女はストーリーテリングと2Dストップモーションの技法を学び、それらは後の作品制作に大きな影響を与えました。アニメーションを背景に持つ彼女の作品には、子どものような質感と、その奥にある深い意味が共存しています。
Bun in the Oven
HOHOCLEOBEIGE Solo Exhibition
■開催概要
展覧会名|Bun in the Oven
作家|HOHOCLEOBEIGE
会期|2026年6月20日(土)– 7月5日(日)
時間|14:00 – 20:00
休廊日|月曜・火曜
会場|OVERGROUND(福岡市博多区美野島1-17-5 寿ビル2F)
入場料|300円
彼女の作品は、想像と現実のあいだに存在しています。特に「空間」、そして“あいだにある空間”に強く惹かれているといいます。
「私が一番好きな空間は、有形無形のものが無数に存在し、記憶の隙間によって変化していく場所です。私はそういう空間に安心感を覚えます」
『Bun in the Oven』は、「進行中のもの」という概念を表しています。彼女はひとりの女性として、創作のプロセスを妊娠や出産になぞらえています。絵画の完成に時間が必要なように、「女性になる」ことにも時間が必要だと彼女は考えています。彼女にとってキャンバスは、自分自身を産み落とすための“子宮”のような存在です。
『Bun in the Oven』はまた、社会の中でアーティストとして、そして女性として生きる彼女自身の自己発見の過程でもあります。作品『Chairs and A Woman』では、彼女自身の成長過程から生まれた──「女性になるために、私はいくつの椅子を変えなければならないのか?」──という問いが扱われています。
ここでの“椅子”とは、社会の中で人が与えられる立場や役割を象徴しています。
「最初は娘であり、その次は学生、そして恋人。そうして最後に、ようやく“自分自身”になるのかもしれません」
彼女はこれまで一貫して、自身の作品を“human practice(人間の営み)”として捉えてきました。それは、自分のビジョンを共有し、他者と共鳴するための行為でもあります。
「私たちは皆、驚きに満ちた不思議な土地から来ています。私たちは歴史を背負い、身体や魂を差し出しながら成長し、それによって視野を得ていきます。人間としての体験を生きるために、私たちはあらゆる力を使っています。そして身体の内側にあるものも、視界の外側にあるものも、それぞれ固有の方法で語られながら、誰もが共有している感覚へと繋がっていくのです」
本展では、そうした「人間の営み」が、彼女独自の語りによって静かに可視化されていきます。
HOHOCLEOBEIGE
台北とロンドンを拠点に活動するアーティスト/俳優。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)にてストーリーテリングと2Dストップモーションを学ぶ。想像と現実のあいだにある空間や、記憶の層に着目し、身体性や自己生成をテーマとした作品を制作している。