LUCKY DRAGON No.5

黒田征太郎

2026.8.1 Sat - 8.9 Sun

14:00 -20:00 OPEN Entrance: Free

OVERGROUND(福岡市博多区美野島)では、2026年8月1日(土)より、画家・イラストレーター黒田征太郎による個展「LUCKY DRAGON No.5」を開催いたします。

本展は、2026年7月末に刊行される新作絵本『第五福竜丸とボク』(石風社)の出版を記念して開催されるものです。会場では、黒田征太郎が長年にわたり描き続けてきた約1,000点の作品を展示いたします。 1939年生まれの黒田征太郎は、自身の戦争体験を原点に、半世紀以上にわたり生命・平和・人間をテーマとした表現活動を続けてきました。

本展では、1954年に太平洋ビキニ環礁での水爆実験により被曝した漁船「第五福竜丸」を題材に制作された新作群を中心に展示いたします。

第五福竜丸の被曝は、一隻の漁船だけの出来事ではありませんでした。多くの島々や船舶、そして海洋生物までもが被曝し、豊かな自然が汚染された歴史があります。

黒田はその出来事を、単なる過去の歴史としてではなく、現在へと続く問いとして捉えます。

戦争、核、海、自然、そして人間の記憶。

世界各地で紛争や分断が続く今だからこそ、「私たちは何を受け継ぎ、何を未来へ残すのか」を静かに問いかける展覧会です。

本展タイトル「LUCKY DRAGON No.5」は、第五福竜丸の英語表記に由来しています。

 

LUCKY DRAGON No.5

SEITARO KURODA Solo Exhibition

■開催概要

展覧会名|LUCKY DRAGON No.5

作家|黒田征太郎

会期|2026年8月1日(土)– 8月9日(日)

時間|11:00 – 19:00

休廊日|会期中無休

会場|OVERGROUND(福岡市博多区美野島1-17-5 寿ビル2F)

入場料|無料


 

■関連企画

黒田征太郎 × 福元満治(石風社)対談「絵本『第五福竜丸とボク』について」

日時|2026年8月1日(土)15:00–16:00

会場|OVERGROUND EAST STUDIO

参加費|2,000円(新作絵本『第五福竜丸とボク』1冊付)

定員|30名(立見可) 

📌チケット予約サイト

 

絵本『第五福竜丸とボク』について

本展にあわせて刊行される絵本『第五福竜丸とボク』は、黒田征太郎と編集者・福元満治による新作絵本です。
黒田が幼少期に経験した戦争の記憶や、少年時代に見た南方の海、そして第五福竜丸事件への思いを重ねながら、一人の少年と第五福竜丸を結びつける物語として描かれています。
物語の中では、第五福竜丸を象徴する存在として「竜(ドラゴン)」が登場します。竜は何に怒っていたのか。人は歴史から何を学んだのか。
第五福竜丸事件を通して、戦争や核の問題だけでなく、人間と自然の関係、そして未来への責任について、子どもから大人まで考えるきっかけを与える一冊です。
第五福竜丸の歴史的背景や戦争に関する解説も収録されており、世代を超えて読むことのできる平和絵本となっています。

 

黒田征太郎

1939 年大阪生まれ。 画家・イラストレーター。 1945 年西宮市の自宅が B29 の爆弾で被災、滋賀県の能登川町に疎開。高校中退し米軍軍用船乗務員など多くの職業を経て、1969 年、 長友啓典氏と K2 設立。 1992 年よりニューヨークにアトリエを構え、 国内・国外で幅広く活動。主な作品に 「KAKIBAKA」 (求龍堂)、「戦争童話集・ 全 4 巻」(野坂昭如作 NHK出版)、「風切る翼」(作・木村裕也 講談社)他多数。 2004 年 「PIKADON PROJECT」 を開始。 2005 年と 2009 年に第五福竜丸展示館で PIKADON 展など開催。2009 年活動の拠点を北九州市に移し、 ライブペインティングや壁画制作等を精力的に展開し現在に至る。 北九州市立美術館 [ 本館 ] で、大規模個展「黒田征太郎展 絵でできること」(2025年 9月20日〜11月9日)を開催。

石風社刊の絵本に「昭和 20 年 8 さいの日記」 (文・佐木隆三)、 「火の話」、「水の話」(文・近藤等則)、「土の話」(文・小泉武夫)、「つよくなりたい」(文・鬼塚勝也)などがある。 

 
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