Manabu Koga
OPEN TO THE PUBLIC
2023.8.4 Fri — 08.28 Mon 13:00—19:00 @OVERGROUND
古賀 学 / Koga Manabu
2023.08.04金 - 08.28日
13-19pm (火水休廊)
入場料 1000円
つくりたいという欲望をあらゆる手段で実現してきた古賀学の仕事や作品の道のりそのままに、アート、デザイン、写真、映像、出版が混在する展覧会です。
OPEN TO THE PUBLIC
30年前(1993年)に個人で創刊したフリーペーパー「PEPPER SHOP」に入れたシンボルマークにあるキャッチコピーです。
隔週刊行で毎号1人のクリエイターのロングインタビューを掲載。オモテ面にINPUT、ウラ面にOUTPUT、クリエイターのブラックボックスを「開示しよう」と意識していました。その後、デザイナーとして出版、映像、玩具に関わる中でも、読者やマニアなど閉鎖的なコミュニティの外にいる新規のファンに、コンテンツやプロダクトの「魅力をリーチさせる」仕事を心がけていました。そして古賀の個人的な美意識「水の中の女の子が美しい」をまだ知らない誰か(自分以外の全員)に伝えるために作品制作を続けています。クリエイターのブラックボックス、閉鎖的なコミュニティ、個人的な美意識、防壁や結界で守られている領域を「OPEN TO THE PUBLIC」していくのです。
古賀 学 Manabu Koga
Artist, Designer, Photographer, Publisher
1972年、長崎県佐世保市生まれ。1993年より自費出版誌「PEPPER SHOP」の発行人として活動開始。
コミック、雑誌、アニメーション、ビデオゲーム、玩具、プラモデル、村上隆作品制作にデザイナーとして参加。
2002年より水中映像制作を始める。ミュージックビデオ、映画、TVコマーシャルなどを制作。
2012年に「水中ニーソ」として世界中に知れわたるコンセプチュアルなスタイリング写真を発表、その後、ギャラリーや美術館で写真や映像作品を展開している。
[編集発行]
フリーペーパー「PEPPER SHOP」1993-1996
「月刊水中ニーン」「月刊水中ニーソR」 2016-2018
[アートディレクション]
「COMIC CUE」イースト・プレス
「クールトイズ」ワニブックス
「G20」アスキー
「ガンダム占い」ワニブックス
「モビルフォーチュン・ガンダム」バンダイ
「ARTPLA」海洋堂
[ブックデザイン]
田中圭一、トニーたけざき、とり・みき、江口寿史、和田ラヂヲ、氷川竜介、藤岡建機ほか
[CDジャケット]
「仮面ライダーダブル」「仮面ライダーオーズ」「仮面ライダーフォーゼ」ほか
[タイトルロゴデザイン]
「ガンダムビルドファイターズ」2013
「ガンダムビルドダイバーズ」2018
「ガンダムビルドメタバース」2023
[水中映像]
菊地成孔 DCPRG「ステインアライヴ」2004 MV監督
蜷川実花「ヘルタースケルター」2012 水中撮影
さよならポニーテール「へい!にゃん♡」2013 MV監督
アーバンギャルド「ワンピース心中」2014 MV監督
スパイクチュンソフト「イグジストアーカイヴ」2015 TVコマーシャル
企画展(台北+パリ)「TAIWAN NEW WAVE 東方式流」2019 水中撮影
[PR・ブランディング撮影]
「PRIX」水着 2022-2023
「Floyd」スーツケース 2023
「REALISE」試作水着 2023
「アート活動]
企画展「ラブラブショー2」青森県立美術館 2017
文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査員推薦作品選出 2018
「HOTEL ART FAIR BANGKOK」 スイートルーム個展 バンコク 2018
ブックフェア「水中キュビスム」GINZA SIX 銀座蔦屋書店 東京 2019
個展「南無阿弥陀仏佛」浄土宗 龍岸寺 京都2019
企画展「美少女の美術史」國立臺北教育大學 北師美術館 台北 2019
「3331 ART FAIR」アーツ千代田 3331 東京 2020
This exhibition combines art, design, photography, video, and publishing, reflecting the journey of Koga Manabu, who has pursued the desire to create through various means.
This is the catchphrase from the symbol mark included in the free paper "PEPPER SHOP," which was independently launched 30 years ago in 1993. It was published biweekly and featured long interviews with different creators. The catchphrase was "INPUT" on the front page and "OUTPUT" on the back, reflecting the conscious effort to “let’s disclose" the black box of the creators.
As a designer, Manabu has always endeavored to reach out to new fans outside closed communities such as readers and enthusiasts while being involved in publishing, film, and toys. He has focused on the task of making the allure of content and products accessible to these new audiences.
Furthermore, Manabu continues to create artworks to convey his personal sense of beauty, which is "the beauty of a girl in the water," to someone who still doesn't know it (everyone except himself).
By "opening to the public," Manabu aims to reveal the black box of creators, break through closed communities, express his personal sense of beauty, and dismantle the barriers and boundaries that protect certain realms.
ART WORKS
VIEW